[2024欧州出張 vol4]
またまた欧州出張の報告です。
前回は「FENSTER BAU」の視察を書きましたが、今回はFENSTER BAU会場のあるニュルンベルグについて書きます。
ニュルンベルグといえば第二次世界大戦の軍事裁判のニュルンベルグ裁判が有名で、中世から続く伝統のある街でドイツでは重要な街の一つです。
メッセで展示会が行われる期間はホテルの値段は高騰している上、ホテルを抑えるのが難しいです。今回の出張で2泊したホテルは中心部とメッセの間にある地下鉄駅「AUFSESSPLATZ」から徒歩15分、利便性の良いところではありませんでした。
ニュルンベルグのホテルですが、外観を見た時古い雰囲気でちょっとイヤな予感がしましたが、予感通りのなかなか刺激的なホテルでした。
ビックリその1が、部屋のドアが開かない!見ての通り今時のホテルではないので当然の様にカードキーではありません。シリンダーに鍵を差して廻して開けるタイプです。海外の鍵って防犯上の理由から90°や180°廻しただけでは開かないタイプが多いんです。それはノルドに勤めているので知識としてありますので2回転くらいしてもう廻らないってところまで廻しました。…が開かない!逆に廻してもダメ。何度トライしても開きません…。運悪く一緒に行ったメンバーとはフロアが違うので聞くに聞けない。電話しようにも全員Wi-fi繋がらるまで連絡取れない。Wi-fiを繋げるには部屋に入らないとパスワードがわからない…。結構途方にくれました。と言っても部屋に入らないことには何も出来ないので、デカイ荷物は部屋の前に置いたままフロントまで直行。ほとんどしゃべれない赤ちゃんレベルの英語でCan not open doorと数回繰り返すとようやく伝わって、OK!OK!って部屋の前まで一緒に行って開け方見ると何のことはない。建付けが悪いのでドアを押しながら最後の90°廻さないと鍵が開かないってだけ…。ここまで綺麗な良いホテルが多かったのでかなりショックでした…
ビックリその2が下の写真のシャワールームとトイレ。ぱっと見た時シャワールームとトイレの間に引違い窓があるだけだと思って一旦トイレから出てシャワールームの扉探したけどシャワールームに入るドアがない!
なんとシャワーに入るにはステップ2段分ある腰壁を越えて行かなければシャワー浴びれない!いや~。これは衝撃受けました。完全に海外の洗礼浴びた感じです!シャワー浴びましたけど、ステップがステンレスなので相当ちゃんと足を拭いてからこのステップに乗らないと万が一足滑らしたら一大事ですからね~。いや~怖かった。
ってことでホテルは今回の出張の中でも最悪にダメホテルでした。これでも1泊結構な値段しますから、ホテル選びは慎重にした方が良いと次回以降の教訓になりました。
ホテルは最悪でしたがニュルンベルクの街は中世から伝統があるだけあってとてもキレイな街でした。街の中心部に近いLORENZKIRCHE駅からニュルンベルグ城まで散策。
ニュルンベルグ城はかなりの高台にあります。FENSTER BAU視察で一日歩き廻ったあとで登るのは相当疲れましたが、登った後の眺望はとてもキレイ。疲れが吹っ飛ぶまで行きませんが、登る価値はあると思います!
最後に古い木造のレストランが密集している場所でドイツ料理とドイツビールを堪能。
ホテル以外はとても良い街でした。
もう一度行くことがあれば、ニュルンベルグも城壁があるので城壁周辺を散策してみたいと思いました。
ドイツ編はここまで。
次回からスウェーデン編になります。
あと何回続くか!次回以降も楽しんでいただければと思います!(み)