NORD NEWS vol39

[2024欧州出張 vol6]

欧州出張シリーズの6回目です。

 

前回投稿してからメチャクチャ忙しく、なかなか続きが書けませんでした…

8月になっていまだに3月に行った出張の話を書くのも微妙な気もしますが、せっかくなので残り2回にまとめて書ききりたいと思います。

 

日本を出発して7日目、スウェーデン中部のファールンという街に来ました。北緯60°を超える街でとても寒かったです。

ルン湖。湖が凍っている…

3月中旬に訪れていますが湖はバッチリ凍ってました。

旧銅山王の邸宅を改修したレストラン

レストランの周辺は欧州赤松の林

朝から15:00位まであれこれ商談を行いました。途中で招待されたレストランは旧銅山王の邸宅を改修したスウェーデン料理が食べられるレストラン。敷地内は欧州赤松の林に囲まれていてとっても雰囲気の良いレストランでした。

ランチ中にファールンの歴史を色々教えてもらいましたが、この街、昔は巨大な銅山があってかなり栄えていた街とのこと。取れた銅は湖を使って船で運んでいたようです。

スウェーデンと言えば思いうかぶスカンジナビアレッドは、この時代の塗料の材料に銅を混ぜた時に出来た色で、銅がとれていたこの時代から続く伝統カラーになったようです。スウェーデンの古い建物にスカンジナビアレッドが多いのは、そのくらい沢山銅がとれていたからという話には納得でした。

泊まっているホテルから徒歩で行ける範囲に世界遺産になっている「Falu Gruva」という銅山跡地があると聞いたので、打合せ後早速銅山跡地へ行ってきました。

Falu Gruva

スカンジナビアレッドの街並み

相当歴史あるであろうログハウスの木肌

銅山の規模があまりにでかくて唖然としました。Falu Gruvaからホテルまで戻る道で多分銅山で働いていた人のために建てられた住宅群はひたすらスカンジナビアレッドの街並み。色の所以がわかってみると感慨深いものがありました。

 

ファールンのホテルはニュルンベルグとは大違い。部屋もとってもきれいな素晴らしいホテルでした。

ファールンのホテル

ニュルンベルグのホテルとは雲泥の差!!

次回、欧州出張シリーズは最終回。週末でのストックホルム市内やヨーテボリ市内で見てきたものを簡単に紹介します。(み)